
やばい。やばすぎる。
ボルダリングで「全部の課題を一撃でクリア」って、もはや漫画の主人公の強さじゃないですか……。
2026年4月10日、中国・眉山で開催されたクライミングアジア選手権の女子ボルダー決勝。森秋彩選手が4課題全てを1トライ目に完登し、ノーミスの100点満点で優勝しました。
ジムで同じ課題に何十回もトライし続けている自分からすると、もはや「同じ競技してる人の話?」ってなりましたよね(笑)。でも嬉しいし、熱い。全力で語らせてください。
「全完一撃の100点満点」って何がそんなにすごいの?

ボルダリングをやっていない方のために、まず採点ルールをざっくり説明します。
ボルダリングの試合では、課題ごとにポイントが決まっています。「完登(トップを取る)」で25点、途中の「ゾーン」を取ると10点。そしてミスして落ちるたびに0.1点ずつ減点されていく仕組みです。
つまり1発で完登=25点。4課題全て1発なら 25×4=100点満点。
これを達成した選手は、今大会の他の選手の得点を見れば一目瞭然。
- 2位の関川愛音さん:85.0点(3完登)
- 3位の伊藤ふたばさん:69.4点(2完登)
- 4位以下は1完登以下…
100点と85点、つまり2位の選手より15点以上の大差をつけての優勝です。ボルダリングやってる人なら「ヤバさ」が伝わると思いますが……全問一撃は普通じゃ起きないんです。
ジムでも「あのルート全部一撃で登ったぞ!」って日は特別感あるじゃないですか。それがアジア選手権の決勝、プロ中のプロが設定した4課題で全部起きたってことです。
決勝の内容がまたドラマチックすぎる

決勝前、森選手は準決勝7位でした。「準決勝7位からの大逆転」というのも熱い展開です。
各課題の登り方がまたすごくて:
第1課題:森選手が苦手とするランジ(壁を蹴って飛び移るダイナミックなムーブ)をきっちり決め、ゴール手前ではヒールフック(かかとを引っかけてバランスをとる技)を巧みに使って完登。
第2課題:得意の静的ムーブ(力でじわじわ押さえつける系)が続く課題。「難しいポジション取りを最後まで繋げ切って」フラッシュ。美しい。
第3課題:フィジカル(体力・筋力)要素の高い課題もクリア。
第4課題:ランジにコーディネーション(複数の動きを組み合わせる技)、そしてゴール取り時に「壁から離れかけるムーブ」にも耐え切って4課題連続の一撃完登。
…ねえ、最終課題でゴール取った瞬間に「壁から離れかけながら耐えた」ってなんですか。もはやバトル漫画の一コマですよ。「ここで諦めるか!」みたいな(笑)。
日本がアジアを制覇!表彰台を独占

そしてこの大会、森選手だけじゃなかった。表彰台を日本が独占しています。
- 🥇 1位:森 秋彩(100.0pt)
- 🥈 2位:関川 愛音(85.0pt)
- 🥉 3位:伊藤 ふたば(69.4pt)
今大会に出場した日本女子6人は予選から絶好調で、準決勝時点でメダル確定というほぼ無双状態。4位以下も松藤藍夢選手5位、中村真緒選手6位と日本勢がズラリ。野中生萌選手も8位。
世界的に見ても最強レベルの日本女子ボルダリング陣が、アジアで圧倒的な強さを見せた大会でした。
この優勝で次が見えてきた!今後の注目ポイント
今回のアジア選手権優勝で、森選手のこれからがさらに楽しみになってきました。
まず、来年チェコ・ブルノで開催される世界選手権のボルダー出場が決定見込み。ロス五輪の金メダルを目指す道のりで、世界選手権は避けて通れない重要な大会です。
さらに今秋、名古屋で開催されるアジア競技大会の日本代表にも内定。地元(日本!)でのビッグ大会に、満点優勝直後の勢いのまま臨めるのはアツすぎます。
「ボルダリングの森秋彩」がどこまで行くのか、目が離せません。
まとめ:全完一撃100点満点、これが本物の「天才」だ

今日の森秋彩選手のパフォーマンスをひと言で表すなら、「完璧」。
苦手なランジも、フィジカル課題も、動的ムーブも、全部1発で仕留める。これをアジア選手権の決勝でやってのけるのが、世界トップクライマーの凄みです。
ジムでボルダリングをやっていると、一つの課題を登れたときの達成感は本当に格別。その喜びを、こんな規模でアジアという舞台でやり遂げた森選手に、純粋にすごいと思うし、もっとクライミングが好きになる試合でした。
私もジムで1課題でも一撃を増やせるよう、精進します(笑)。
それでは!
※本記事はCLIMBERS(2026/04/10付)の報道をもとに作成しています。


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