【初心者あるある】
ボルダリングには色々な種類のホールドがありますよね?
それぞれに合った持ち方をすることで登りやすくなり、持ち方を間違えると登れない。
今回は基礎的なホールドの持ち方や種類についてまとめました!
ホールドの種類や持ち方
ボルダリングのホールドは色々な形や種類があります。
ジムに行くと、色々なホールドをつかって作られた壁…。
観るだけでも楽しめますよね?
しかし!いざ登るとなると全部同じ持ち方ではかなり苦戦します。
ホールドにあった持ち方をすることで、よりスムーズに登ることが出来るのです!
是非参考にしてみて下さい。
ガバ
指が第二関節かそれ以上深く指が入り持ちやすい形状。
”ガバ”と呼ばれるホールドです。
ガバっと持てるからガバ・・・らしいです!
初心者が一番よく触るホールド。
初級グレードに良く使われています。持ちやすく、足も置きやすい一息つけるホールド。
始めたばかりはとてもお世話になります。
力を入れすぎて握ると、すぐに疲れます。
<楽に持つためのコツ>
〇指をひっかけるイメージで持つ
✖手のひら全体で握りこむ
カチ
指の第一関節位しか厚みのない形状
”カチ”と呼ばれるホールドです
指をひっかけるスペースが少ないのが特徴。
指の第一関節だけで持つ方法(オープンハンド)という持ち方と、
写真のように手を揃えて持つカチ持ちという方法があります。
このホールドを持つときは手だけで保持しようとすると前腕が凄く疲れます。
手だけでなく足で体重の大部分を支え指にかかる負担を減らすといいですよ?
スローパー
丸くひっかかりが無い形状、”スローパー”と呼ばれるホールドです。
持つときのコツ。ホールドの丸い形に手のひら全体をビタっと張り付けるイメージ。
接する面をなるべく広くして、摩擦でひっつくイメージで力を入れてみましょう。
なるべく真下に力をかけると止まりやすいです。
最初はぜんぜん持てないと思います。
諦めずに毎回ぺちぺちしてみてください、きっと持てるようになります。
ピンチ
長細い形状のものが多い”ピンチ”と呼ばれるホールドです
握るというより指で摘まむように掴みます。指の力=ピンチ力ですね。
こちらも最初は指だけでは難しいです。
足の置き場所などを工夫し、手の負担を減らせるようにしてみましょう。
ポケット
丸い穴が開いている形状
”ポケット”と呼ばれるホールドです
指で支えるホールドです、最初は「指を痛めちゃう!」と怖くなるホールドです。
上級者向けになると、指2本や1本で持つようになります。
写真のようにホールドの形状によっては横向きに持ったりする事もありますね。
プッシュ
決まった形状のホールドを指す言葉ではありませんが
持ち方(ムーブ)の名称で”プッシュ”と呼ばれます
写真のように手のひらで支えたり押して体を持ち上げたりします
アンダー
ガバを上下逆にしたような形状こちらもホールドを指す言葉ではありませんが
持ち方(ムーブ)の名称で”アンダー”と呼ばれます
下から上に向かって持ち上げる様にして支えます
足と背筋を使って保持すると良いです
カンテ
壁の端っこ部分を”カンテ”と言います
「カンテ無し」と書かれている場合は使えません
手だけでなく足もひっかける事もできます
ボテ(ハリボテ)
こちらも色々な形状をしています
ボテにホールドなどを付けて使用します
ボテを足場にすることも出来る場合とボテについているホールドのみ使える場合があります
ボテ無しと記載されていたりボテの近くにルートのシールが貼ってある場合など色々あるので分からない場合はジムの人に聞いてみると良いでしょう
その他(ワンポイント)
ホールドの形状などから持ち方や登り方を考えることが出来ます
例えばこんな感じのホールド
形状としては右上がりに持つスペースがあります
真上から持つと凄く持ちづらいけど
角度を合わせて左上から右下へ引っ張る方向に力をかけるとしっかりもてます
少し形状が特殊なホールドもあります
こちらは1つのホールドに持てる所(ザラザラしている所)と持てない所(ツルツルな所)があります
このザラザラな所はキチンと持てたり足を置いたりできるのですが
このツルツルな所は手も足も置いても滑るので注意が必要です
あとはホールドをみて
上の方にチョークが沢山ついてる=皆そこをもってるという事がわかります
つまりこう持つのかな?といったような予想がたてられるので色々試していきましょう
そうやってルート全体を見ることをオブザベーションと言います
登った後はブラシをかけるようにしましょう
登る前にブラシをかけるのはフリクションをよくする為ですが登った後のブラシはエチケットですね
持ち方ひとつで難しいと思っていた課題も楽に登れることがあります
色々試して登ってみましょう
ホールドを作っているメーカーについてもまとめていますので興味がある人は見てみて下さい
ここまで読んでいただきありがとうございます
またよかったら見に来て下さいね
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